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読み込み、書き出し、バックアップ

ノートはあなたのものです。手元に残すことも、どこへでも持ち出すこともできます。このページでは、バックアップの作成と復元、新しいMacへの移行、削除したノートの復元、ほかのアプリからのノートの読み込み、必要な形式での書き出しについて説明します。

ライブラリをバックアップする

ファイル › ライブラリをバックアップ… を選び、外付けドライブなどの保存先を選択します。Varligは Varlig-2026-09-16.varligbackup のような名前のフォルダーを保存します。その中身は次のとおりです。

  • ゴミ箱とアーカイブにあるものも含めた、すべてのノート
  • ノートに添付されたすべての画像とファイルのコピー

パスワードで保護されたノートは、バックアップの中でも暗号化されたままです。それ以外のノートは読めるテキストとして保存されるので、バックアップは人目に触れない場所に保管してください。

バックアップには、すべてのノートとそれぞれの設定、すべての添付ファイル、タグのアイコンとピン、リマインダーが入ります。テーマ、フォント、バックアップのスケジュールといったアプリの設定と、保存した検索、リーディングリスト、振り返りの状態、スクラッチパッドは含まれません。

Varligはライブラリを1日に1回自動でもバックアップし、直近7個のコピーをライブラリの隣に残します。バージョン履歴と自動バックアップを参照してください。

バックアップを復元する

ファイル › バックアップから復元… を選び、.varligbackup フォルダーを選択します。復元はライブラリを置き換えるのではなく、ライブラリに追加する形で行われます。

  • ライブラリにすでにあり、変更されていないノートはスキップされます。
  • バックアップ後に変更されたノートは、バックアップ時点の版が別のノートとして戻るので、何も上書きされません。
  • それ以外のノートはそのまま残ります。

完了すると、Varligは復元したノートの数を知らせてくれます。

新しいMacに移行する

iCloud同期を使う場合は、新しいMacで同じAppleアカウントにサインインし、Varligの 設定 › 同期とバックアップ で iCloudでノートを同期 をオンにします。ノート、タグ、添付ファイル、保存した検索、リーディングリストがiCloud経由で届きます。同期を使わずに移行する場合や、リマインダーなどデバイス固有の項目を移す場合はバックアップを使います。

  1. 古いMacで ファイル › ライブラリをバックアップ… を選択します。
  2. 外付けドライブやAirDropなどを使って、.varligbackup フォルダーを新しいMacにコピーします。
  3. 新しいMacでVarligを開き、ファイル › バックアップから復元… を選択します。

ノート、タグ、添付ファイルが移行されます。設定はバックアップに含まれないので、テーマ、フォント、計算の設定は新しいMacでもう一度選んでください。

ゴミ箱とアーカイブ

ノート › ノートを削除 を選ぶとノートは ゴミ箱 に移動し、そこでもまだ開くことができます。ノート › ノートを復元(⇧⌘R)で元に戻せます。

ファイル › ゴミ箱を空にする…(⇧⌘⌫)を選ぶと、確認のあとでゴミ箱内のすべてが完全に削除されます。この操作は取り消せませんが、以前に作成したバックアップ内のコピーには影響しません。

Varligは各ノートについて以前のバージョンを最大30個保存しているので、バックアップ全体を復元しなくても前の状態に戻せます。バージョン履歴と自動バックアップを参照してください。ゴミ箱を空にすると、それらのノートのバージョンも一緒に削除されます。

ノートを読み込む

ファイル › ノートを読み込む…(⇧⌘O)で、次のものからVarligにノートをコピーできます。

  • Markdownファイルとプレーンテキストファイル、またはそれらをまとめたフォルダー
  • TextBundleとTextPack
  • HTML、リッチテキスト(RTFとRTFD)、Word書類
  • ZIPアーカイブ(Varligが展開して読み込みます。200 MBまで、項目数は10,000未満、展開後は500 MB以下)
  • Evernote(ENEX)、Drafts( .json または .draftsExport )、Day One(ZIP)から書き出したファイル
  • ReadwiseのCSVやKindleの My Clippings.txt のハイライト。本や記事ごとに1つのノートになります(ハイライトを読み込むを参照)
  • Soulverのシートとシートブック

ファイルを選ぶときに、元の日付を保持 と ファイル名をタイトルにする をオンにできます。続いてVarligが、読み込むノートの数と、新しく作られるタグを表示します。読み込んだテキスト内のハッシュタグをタグにしたくない場合は、ハッシュタグを標準テキストのままにする をオンにしてから 読み込む をクリックします。

BearやEvernote、Soulverから乗り換える場合は、設定 › 読み込みと書き出し の Bearから読み込む…、Evernoteから読み込む…、Soulverから読み込む… を使います。読み込むものを選ぶよう求められるので、Bearの場合はBearのライブラリである Application Data フォルダーを、Evernoteの場合は書き出した .enex ファイルかそれを含むフォルダーを、Soulverの場合はシートブック、またはSoulverから保存したシートを選びます。読み込みでは常にコピーが作成され、元のデータには手を加えません。

  • Bearで暗号化したノートは、先にBearでロックを解除した状態で書き出しておく必要があります。
  • 読み込む前に、Bearにすべての添付ファイルをダウンロードさせてください。
  • Evernoteのノートは、タグ、日付、添付ファイルを保持します。本文中のハッシュタグは標準テキストのままです。
  • Soulverの各シートは、元のファイルが添付された計算ノートになります。

Webページをノートとして保存するには、ファイル › Webページをクリップ… を選んでアドレスを入力します。サインインやJavaScriptが必要なページでは、Varligがテキストを取得できない場合があります。

ノートを書き出す

ファイル › ノートを書き出す…(⇧⌘S)で、選択したノートをMarkdown、プレーンテキスト、TextBundle、HTML、リッチテキスト、Word、PDF、JPEG、EPUBとして保存できます。PDFなど書式付きの書き出しには計算の結果が含まれ、Markdownでは書いたとおりの計算式が残ります。

  • 一覧で複数のノートを選択すると、まとめて書き出せます。タグを右クリックして タグを書き出す… を選ぶこともできます。
  • ノートの … メニューの 形式を指定してコピー では、ノートをプレーンテキスト、答えなしのプレーンテキスト、Markdown、HTML、リッチテキストとしてコピーできます。
  • ファイル › ノートをプリント…(⌘P)で、現在のノートをプリントできます。

書き出しのシートでは、テーマ、文字サイズ、用紙、タグとコメントを含めるかどうか、画像を埋め込むかどうかも選べます。複数のノートをまとめて書き出すときに 書き出したノート同士をリンク を選ぶと、ノート間のリンクが書き出し先のフォルダーでも働くように書き換えられ、書き出し後のレポートに、書き換えたリンクの数と見つからなかった添付ファイルが表示されます。

複数のノートを書き出すと、フォルダーの最上位に manifest.json も書き出されます。あなた自身やスクリプトが読むためのもので、各ノートのファイル、そのためにコピーした添付ファイルと見つからなかった添付ファイル、計算を読んだロケールと日付の順序、書き換えたリンクの数が入っています。対象外になったロックされたノートや保護されたノートは数だけが記録され、名前は記録されません。フォルダーにすでに manifest.json があればそのまま残し、新しいものは manifest-2.json になります。

書き出したファイルの中の答え

プレーンテキストでは、各答えが計算のうしろに残るので、書き出したノートも見た目どおりに読めます。

ホテル = ¥18,000 × 3   = ¥54,000

MarkdownとTextBundleでは、計算の答えを含める を選ぶと、ブロックのうしろにHTMLコメントとして答えが追加されます。このコメントはほかのアプリでは表示されず、Varligが再計算することもありません。

<!-- varlig:answers (frozen results of the calc block above)
line 1: ホテル = ¥18,000 × 3 → ¥54,000
locale: en_US
date order: month/day
-->

最後の2行は、答えをどのロケールで書いたかと、そのロケールが 05/06/2026 のような日付をどう読むかを示します。ファイルを読む人にも、5月なのか6月なのかがわかります。

計算値(CSV) は、選択したノートのすべての答えを1つの表計算ファイルに書き出します。ノート、ブロック、行、値、単位が入ります。書き出されるのは固定された結果で、数式ではありません。

改ページ

<!-- pagebreak --> だけを書いた行から新しいページが始まります。フォーマット › 改ページを挿入 を選ぶと、それを書き入れてくれます。改ページが効くのは、PDF、プリント、Word、リッチテキスト(RTF)、HTML、EPUBです。WordとRTFでは、それぞれの形式が自分で使う改ページになります。先頭や末尾の改ページや、2つ続いた改ページで空白のページができることはありません。

ノートを共有する

… メニューの 共有 サブメニューから、macOSの共有メニューにあるどのアプリ(メッセージ、メール、AirDropなど)にもノートを送れます。形式は 標準テキスト(答え付き)、リッチテキスト、PDF、画像(スマートフォンの幅) です。Varligはまず送られる内容そのものを表示し、共有シートの横に コピー と 別名で保存… のボタンを用意します。画像としての共有にはVarlig Proが必要で、ほかの形式は無料です。

ノートにパスワードが設定されていても、書き出したコピーは暗号化されません。また、とても長いノートはJPEGではなくPDFで書き出すのがおすすめです。ロックされたノートは書き出されず、書き出しのレポートに一覧で表示されます。ロックを解除した保護ノートが含まれるのは、ロックを解除した保護されたノートを含める にチェックを入れたときだけです。

読み取り専用のスナップショットを公開する

開いてもらうファイルではなく、読んでもらうノートのまとまりを渡したいときは、ファイル › スナップショットを公開… を使います。どのブラウザでも、オフラインでもスマートフォンでも読める静的ページのフォルダーとして書き出されます。公開にはVarlig Proが必要です。スナップショットを公開する を参照してください。

すべてのノートはMarkdownなので、書いた文章がVarligに閉じ込められることはありません。