設定
Varligは最初からすぐに使えますが、Settingsで自分好みに調整できます。新しいノートの始まり方、プライベートなノートがロックされるタイミング、計算結果の見え方、Varligがオンラインで何をしてよいか、などです。このページでは、Varligでの表示順にすべてのパネルを見ていき、各オプションのデフォルト値も紹介します。
Settingsを開くには、Varlig › Settings…(⌘,)を選ぶか、サイドバー上部の歯車をクリックします。
General(一般)
アプリとエディターの日常的な動作に関する設定です。
On launch(起動時)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Resume where I left off | 最後に開いていたノートを、スクロール位置、カーソル、選択範囲とともに再び開きます。オフにすると、これらは記憶されません。 | オン |
| Remember window position and size | メインウインドウを前回の位置で開きます。そのディスプレイが接続されていない場合は、別の画面に開きます。 | オン |
Writing(書く)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Auto-fill titles when pasting web links | Webアドレスだけを貼り付けると、Varligがページのタイトルを取得してリンクにします。 | オン |
| Autocomplete tags, wiki links and emoji | #tag、[[ のノートリンク、: の絵文字、コードブロックの言語、計算を入力するときに候補を表示します。 |
オン |
| Move completed tasks to the bottom | ToDoにチェックを入れると、未完了のToDoより下に移動します。 | オフ |
| Keep tags when exporting | 書き出したノートに #tags を残します。書き出しシートの Include tags スイッチも同じ設定です。 |
オン |
選択したテキストの上にWebアドレスを貼り付けた場合は、Auto-fill titles の設定に関係なく、常にリンクになります。
New notes(新規ノート)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Start with | 新しいノートの書き出し。Heading 1〜Heading 6の見出し、今日の日付または日時(長い形式かISO 8601形式)、または何もなし、から選びます。 | Heading 1 |
| Add tags at | サイドバーでタグを選択しているときにノートを作成した場合の、タグを入れる位置。Top of note か Bottom of note を選びます。 | 末尾 |
Privacy(プライバシー)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Lock when idle | Macへの入力がこの時間ないと、開いているパスワード保護ノートをロックします。Never、1分、5分、15分、30分、1時間から選べます。 | 5分 |
| Lock protected notes when Varlig is inactive | ほかのアプリに切り替えた時点で、開いているパスワード保護ノートをロックします。 | オン |
これらは個々のノートをロックする設定で、アプリ全体をロックするものではありません。Varlig自体をロックする方法については、プライバシーとロックを参照してください。
Keyboard shortcuts(キーボードショートカット)
次の2つのショートカットは、設定しておくとどのアプリからでも使えます。
- Open Varlig:メインウインドウを最前面に表示します。
- Create a new note:Varligを前面に表示して新しいノートを作成し、すぐに入力できるようにします。
Record Shortcut をクリックし、使いたいキーを押します。ショートカットには⌘か⌃を含める必要があります。Escapeキーでキャンセルでき、消去ボタンをクリックするとショートカットが削除されます。
Typography(タイポグラフィ)
フォント、文字サイズ、ページの形を設定します。インターフェイス、本文、見出し、コードのフォントに加え、フォントサイズ、行間、行の幅、段落の間隔、段落の字下げを調整できます。それぞれの項目についてはテーマ、フォント、アイコンで説明しています。
Themes(テーマ)
作業スペースの配色です。System はmacOSのライトモードとダークモードに合わせて切り替わります。テーマ、フォント、アイコンを参照してください。
App Icon(アプリアイコン)
DockとFinderに表示されるVarligのアイコンを選びます。テーマ、フォント、アイコンを参照してください。
Sync(同期)
現在のバージョンのVarligでは、iCloud同期は利用できません。Syncパネルにもその旨が表示され、ノートはMacにローカルで保存されます。ノートを別のMacに移すには、バックアップを使います。読み込み、書き出し、バックアップを参照してください。
Calculations(計算)
計算ブロックでの数値の読み取り方、結果の表示方法、為替レートの取得方法を設定します。
Numbers(数値)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Number format | 数値の読み取り方と結果の書き方。North America(1,234.5)、Western Europe(1.234,5)、Eastern Europe(1 234,5)、またはMacの地域設定に従う System Region から選びます。スラッシュ区切りの日付をどの順で読むかもこの設定で決まり、05/06/2026 はNorth Americaでは5月6日、ヨーロッパや日を先に書く地域設定では6月5日です。System Region で、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、インド、南アフリカ、スイスのように日を先に書く英語の地域設定の場合は、結果も日が先になり、June 14, 2025 ではなく 14 June 2025 と表示されます。選んだ形式の例が表示されます。 |
North America |
| Convert foreign numbers when pasting | 計算ブロックに貼り付けたとき、別の形式で書かれた数値を、意味が1つに決まる場合に限って変換します。1,234 のような数値はそのままです。 |
オフ |
Answer formatting(結果の書式)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Round to … dp | 結果に表示する小数点以下の最大桁数。0〜15の範囲で指定します。 | 10 |
| Show thousands separators | 12500 ではなく 12,500 と表示します。 |
オン |
| Use notation for large numbers | 100,000以上の数値をk、M、G、T、Pで、100万以上の金額をMとBで短縮表示します。 | オン |
これらはすべての行に適用されるデフォルトです。特定の行だけを変更するには、その行の結果にあるメニューを使います。
Currency(通貨)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Round to currency precision | 金額の結果を、その通貨で通常使われる小数点以下の桁数に丸めます。名前を付けた値は完全な精度を保ちます。 | オン |
| Use currency symbols | 15.00 USD ではなく $15.00 と表示します。 |
オン |
| Keep trailing zeros | $15 ではなく $15.00 と表示します。 |
オン |
Calculation summary(計算のサマリー)
計算ブロックで作業しているときや、行を選択しているときに、フローティングのサマリーがそれらを合計します。
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Show floating summary | サマリーのオン/オフを切り替えます。 | オン |
| Statistic | サマリーに表示する値。Total、Average、Count、Median から選びます。 | Total |
| Include variable declarations | 家賃 = ¥68,000 のような行をサマリーに含めます。 |
オン |
| Include referenced lines | ほかの行から参照されている行を含めます。 | オン |
ブロックごとのサマリーメニューで、そのブロックだけの設定を変更できます。
Variables(変数)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Update references when renaming | 値の名前を変更して別の行に移動したときに、下にある古い名前を使った行を更新します。 | オフ |
| Reset local variables and tags at dividers | 計算ブロック内の3つ以上のハイフンだけの行(---)から新しく始めます。それより上で定義した名前、単位、関数は適用されなくなり、累計もリセットされます。オフの場合、その行はコメントになります。 |
オン |
Everyday calculations(日常の計算)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Hours per workday | workday の長さ。0より大きく24時間以下で指定します。 |
8 |
| Sales tax name | VAT や GST など、売上税の名前。名前を付けると、£120 plus VAT、VAT in £120、VAT off £120 のような行を書けるようになります。 |
空欄 |
| Sales tax rate | その税の税率。0〜100%で指定します。 | 0% |
これらの数値は、数値の形式の設定にかかわらず、小数点にピリオドを使って入力してください。
Shared definitions(共通の定義)
ここに書いた値、単位、関数はすべてのノートで使えるので、ノートごとに定義し直す必要がありません。たとえば次のように書きます。
割引 = 10%1 ウィジェット = 5 metersWorkday holidays(休業日)
勤務日の計算で飛ばす休みの日を、YYYY-MM-DD 形式で1行に1つずつ書きます。最初の状態で飛ばすのは土曜日と日曜日だけです。祝日などを加えると、December 24 2026 + 2 workdays や workdays until 4 January 2027 のような計算でもそれらの日が飛ばされます。
2026-12-25
2026-12-28
2027-01-01
この3つの日付を登録しておくと、December 24 2026 + 2 workdays は12月28日ではなく12月30日になります。勤務日を参照してください。
Exchange rates(為替レート)
Refresh currency and crypto rates hourly は最初からオンになっています。オンの間、Varligは次の処理を行います。
- 計算で初めて必要になったときに、欧州中央銀行の日次為替レートとCoinbaseの暗号資産レートをダウンロードし、1時間経ったら再びダウンロードします。
- Varligを開いてすぐに、為替レートの履歴と米国のインフレ率の数値をダウンロードし、過去の時点での換算やインフレの計算に使います。
オフにすると、Varligが自動で何かをダウンロードすることはありません。Refresh Now を押すと、好きなときにすべてを一度取得します。パネルには各ソースの最終更新日時が表示され、問題があれば赤で表示されます。Varligは最後にダウンロードしたレートを保持するので、オフラインでも換算を続けられます。
Imports(読み込み)
| ボタン | 内容 |
|---|---|
| Import from Bear | このMacにあるBearを見つけ、ノートと添付ファイルをコピーします。Bearのライブラリは変更されません。 |
| Import from Soulver | Soulverのシートブックを見つけます。各シートは元のファイルが添付された計算ノートになり、Soulverのライブラリは変更されません。 |
Bearで暗号化したノートは、先にロックを解除した状態でBearから書き出してください。また、読み込む前にBearにすべての添付ファイルをダウンロードさせてください。ほかのアプリやファイルについては、読み込み、書き出し、バックアップを参照してください。
Advanced(詳細)
Editor(エディター)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Check spelling while typing | 入力中にスペルミスのある単語に下線を引きます。 | オフ |
Privacy and Integration(プライバシーと連携)
| 設定項目 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| Require Mac authentication at launch | Varligをロック画面の状態で開きます。Unlock with Mac Authentication を選び、Touch IDかMacのパスワードを使います。 | オフ |
| Show pinned notes and tasks in widgets | ピンで固定したノート最大10件と、その未完了のToDoをVarligのウィジェットと共有します。保護されたノート、Trash内のノート、アーカイブしたノートは共有されません。 | オフ |
| Include unencrypted notes in Spotlight | macOSのSpotlightでノートを検索できるようにします。パスワードで保護されたノートとTrash内のノートは含まれず、オフにするとすべて削除されます。 | オフ |
Automation(自動化)
Allow authenticated automation をオンにすると、ほかのツールやスクリプトが varlig:// リンクを通じてノートを操作できるようになります。オンにするとプライベートなトークンが作成されます。Copy API Token でトークンをコピーし、Reset Token で新しいトークンに置き換えます。トークンを使うと保護されていないノートを読み取り、読み出し専用でないノートを変更できるので、他人に知られないようにしてください。
Desktop connector(デスクトップコネクター)
Allow local MCP connections をオンにすると、Mac上のAIアシスタントがVarligのコネクターを通じてノートを検索し、読めるようになります。最初はオフになっています。
- Allow changes to notes をオンにすると、アシスタントがノートを編集することもできます。
- Only tags と Exclude tags で、アシスタントが見られるノートを制限できます。タグはコンマで区切ります。ネストされたタグも対象に含まれ、除外の指定が常に優先されます。
- パスワードで保護されたノートには、アシスタントからは一切アクセスできません。
アシスタントは読み取ったノートを自身のサービスに送信する場合があるので、タグは慎重に選んでください。
Settings以外のオプション
いくつかの設定は、Settingsではなくメニューにあります。
| オプション | 場所 | 内容 |
|---|---|---|
| Show Word Count | Viewメニュー | エディターの下部にノートの単語数を表示します。 |
| Show History Navigation | Viewメニュー | ノートのヘッダーに「戻る」ボタンと「進む」ボタンを追加します(⌘[ と ⌘])。 |
| Toggle Style Bar | Viewメニュー(⇧⌘Y) | ノートの上に書式設定ボタンを表示します。 |
| Zoom In / Zoom Out / Actual Size | Viewメニュー(⌘+、⌘−、⌘0) | 文字サイズを変更します。Typographyの Font Size と同じです。 |
| Layouts | Viewメニュー(⌃1、⌃2、⌃3) | エディターだけ、ノートとエディター、または3つのパネルすべてを表示します。 |
| Tags › Sort By | Viewメニュー | サイドバーのタグをタイトル順またはノート数順に並べ替えます。 |
| Preview Style | ノートリストの上部にあるメニュー | プレビューを小・中・大から選び、添付ファイルを表示するかどうかも選べます。 |