コード、数式、図
ノートに書くのは文章だけではありません。いつも忘れてしまうコマンドを残したり、数式をきちんと書いたり、手順を図にしたり。すべて同じノートの中で、インターネットに接続しなくてもMac上で描画されます。
インラインコード
短いコマンド、ファイル名、設定はバッククォートで囲むか、選択して⌥⌘Cを押します。
ルーターを再起動してから、`ping 1.1.1.1` を実行して確認する。ルーターを再起動してから、ping 1.1.1.1 を実行して確認する。
コードブロック
複数行のコードには、コードブロックを使います。⌃⌘Cを押すか、バッククォート3つだけの行を入力します。閉じるバッククォートはVarligが追加し、言語の候補も表示されます。python や swift などの言語を選ぶと、コードに構文の色がつきます。
```python
for item in packing_list:
print(item)
```
ブロックの横にある Copy Code ボタンを押すと、バッククォートを除いた中身がコピーされます。バッククォートの行は、カーソルがブロックの中にないときは隠れています。
特別な言語が2つあります。calc はブロックを電卓に変え(はじめての計算を参照)、mermaid は下で紹介するように図を描きます。
数式
数式はTeX記法で書きます。文の中に置くときはドル記号1つずつで囲み(Format › Math Formula)、ブロックとして表示するときは、それぞれ1行に書いた2つのドル記号のあいだに置きます(Format › Math Block)。
円の面積は $\pi r^2$ です。
$$
x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
$$
カーソルが数式の中にあるときは、ソースと、入力に合わせて更新されるプレビューが表示されます。Varligは一般的なTeXコマンドに対応しています。対応していないコマンドがあると、数式の代わりにエラーが表示されます。
数式は数学を表示するためのものです。答えを計算したいときは、計算ブロックを使いましょう。
Mermaidの図
フローチャートやタイムラインなどの図をテキストで記述すると、Varligがノートの中に描画します。Format › Mermaid Diagram を選ぶとひな形が挿入されます。または mermaid ブロックを書きます。
```mermaid
flowchart LR
A[アイデア] --> B[計画] --> C[完了]
```
1行目で図の種類を指定します。Varligは、フローチャート(flowchart または graph)、sequenceDiagram、classDiagram、stateDiagram、erDiagram、pie、gantt、journey、timeline、mindmap、gitGraph、quadrantChart、xychart、sankey、kanban などを描画できます。テキストを編集すると、図もそれに合わせて変わります。
図に使えるのは、最大512行、256個のボックス、512本の接続線までです。
YAMLフロントマター
Markdownファイルの先頭からメタデータを読み取るツールもあります。Format › YAML Front Matter を選ぶと、ノートの一番最初に、2本の --- 行で囲まれたブロックが追加されます。
---
project: キッチン
status: 計画中
---
Varligはフロントマターを書いたとおりに保持し、そのあとの最初の行をノートのタイトルとして使います。
HTML
VarligはHTMLタグを書式に変換せず、テキストとして表示します。唯一の例外は <br> で、改行になります。