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はじめての計算

計算ブロックを使えば、費用や分量、時間を、その計画のすぐ横で計算できます。このページでは、空のブロックから始めて、数字を変えるたびに自動で更新される小さな予算表を作るところまでを紹介します。

計算ブロックを追加する

空の行にカーソルを置き、Format › Calculation Blockを選ぶか⌘Yを押します。空のブロックが挿入され、すぐに1行目を入力できます。

ブロックは自分で入力することもできます。行頭にバッククォートを3つと calc という単語を書き、その下に計算を入力して、最後にバッククォート3つでブロックを閉じます。

```calc
¥450 * 5
```

1行入力すると、答えが出る

1行がひとつの計算です。入力するそばから、答えが右側に表示されます。

calc
¥450 * 5 答え ¥2,250
45 min + 1 hour 20 min 答え 2 hours 5 min
2.5 km in m 答え 2,500 m
20% off ¥8,000 答え ¥6,400
split ¥9,000 among 3 people 答え ¥3,000

行は口で言うとおりに書けるので、split ¥9,000 among 3 people¥9,000 / 3 と同じ答えになります。

答えをクリックすると正確な値がコピーされ、メールやほかのアプリにそのまま貼り付けられます。

行頭に # とスペースを入力すると、ブロックに見出しをつけたり、自分用のメモを残したりできます。その行は計算されず、答えも表示されません。

値に名前をつける

名前、イコール記号、値の順に書きます。その行には値が表示され、それより下のすべての行でその名前を使えます。

calc
# ホームパーティー
ゲスト = 6 答え 6
単価 = ¥3,500 答え ¥3,500
料理 = ゲスト * 単価 答え ¥21,000
飲み物 = ¥8,000 答え ¥8,000
料理 + 飲み物 答え ¥29,000

名前は1語でなくてもかまわないので、チケット 料金 = ¥3,500 のようにスペースを挟んだ名前も使えます。名前をつけた値を使うとブロックが文章のように読みやすくなり、次のステップもそれがあってこそ可能になります。

数字を変えると、すべてが更新される

友だちがあと2人来ることになりました。ゲスト = 6ゲスト = 8 に変えると、ゲスト を使っているすべての行が、入力するそばから再計算されます。

calc
# ホームパーティー
ゲスト = 8 答え 8
単価 = ¥3,500 答え ¥3,500
料理 = ゲスト * 単価 答え ¥28,000
飲み物 = ¥8,000 答え ¥8,000
料理 + 飲み物 答え ¥36,000

ぜひ身につけたいのが、この使い方です。計画は一度だけ書き、「もし〜だったら」は値をひとつ書き換えて試してみましょう。

名前はあとのブロックにも引き継がれる

定義した名前は、同じノートのそれより下にあるすべての計算ブロックで使えます。計算と計算のあいだに、自由に文章を書けます。

## 京都
```calc
ホテル = ¥18,000 * 2
新幹線 = ¥14,170 * 2
```

費用は健太とすべて折半。

```calc
(ホテル + 新幹線) / 2
```

最後のブロックには¥32,170と表示されます。名前はそれぞれのノートに属するので、あるノートの ホテル がほかのノートの答えを変えてしまうことはありません。

ブロックの下の集計

計算ブロックの下には小さな集計が表示されます。最初は答えのTotal(合計)です。集計をクリックすると、Average(平均)、Median(中央値)、Count(個数)に切り替えたり、値をコピーしたりできます。どれを選んだかはブロックごとに記憶され、同じメニューからブロックの集計を非表示にすることもできます。

1行ごとのオプション

計算行またはその答えを右クリックし、Calculation Line を開きます。

オプション 内容
Answer Format この行だけの小数点以下の桁数、桁区切り、大きな数の表記、通貨の端数処理を設定します。Reset Answer Format でデフォルトの設定に戻ります。
Subtotal 直前の小計より下にある答えを合計して表示します。長い予算表で、セクションごとに合計を出すのに便利です。sumtotal とだけ書いた行も同じ働きをします。
Time Point 出発する時刻など、決まった時刻を示します。その前後にある所要時間の行に、それぞれが当たる時刻が表示されるので、1日の予定や移動の計画に役立ちます。
Expression 小計や時刻の行を、通常の行に戻します。
Plot Function… その行の式をグラフで表示します。変数と範囲を選んでPlotをクリックします。ノートは変更されません。

計算の設定

Settings › Calculationsでは、すべての計算ブロックのデフォルトを設定します。変更を保存するには Apply を選びます。

セクション 設定できる内容
Numbers 数値の形式(住んでいる地域での小数点や桁区切りの書き方)と、貼り付けたときに他の形式の数値を変換するかどうか
Answer Formatting 小数点以下の桁数、桁区切り、大きな数の表記
Currency 通貨の精度での端数処理、通貨記号、末尾のゼロ
Calculation summary ブロックに集計を表示するか、最初にどの統計を表示するか、どの行を含めるか
Variables 値の名前を変えたときに、それより下の参照も更新するかどうか
Everyday calculations 1勤務日あたりの時間数と、消費税などの税の名前と税率
Shared definitions すべてのノートで使える値やカスタム単位をまとめたDefinition sheet
Workday holidays 勤務日を数えるときに除外する日付(1行にひとつ)
Exchange rates 通貨と暗号資産のレートの1時間ごとの更新と、Refresh Nowボタン

為替レートを使うにはインターネット接続が必要です。それ以外の計算ブロックの機能は、単位や単一通貨での金額も含めて、すべてオフラインで使えます。

calc答えは今日の日付やリアルタイムのデータによって変わります
£24 in USD 答え $32.40

次のステップ

これで、毎日計算ブロックを使うのに十分な知識が身につきました。さらに知りたくなったら、1行でできることを次のガイドで紹介しています。